先日も書きましたが6月はまさに怒濤の1ヶ月で。
なかなか本を読んでる時間もなかったのですが(というより、「本を読んでます」と広言できない雰囲気すらあったので)、でもちょこちょこ読んでたんですけども。

ヒットです。これ。
『バッタを倒しにアフリカへ』
(前野ウルド浩太郎・光文社新書)



子どもの頃からファーブルに憧れ長じてはバッタの研究に心血を注いできた著者が、アフリカ・モーリタニアへと渡りサバクトビバッタの大量発生を防ぐ「バッタ研究所」で体験した出来事をつづったものなのだが、もうね、真面目なのに面白い。
これって大事だよなあ、と。まさに自分の課題として読めてしまった。

どんなに深い内容であっても読んでもらえなければ伝わらない。
それは逆に言えば、「読んでもらえさえすれば自分の思いは必ず伝わる」という強い自信がなせるわざなのかも。むむむ。

とにかく、オススメの一冊です!