今日、愛知県で演劇部の顧問をしている先生と電話していて出たハナシ。

高校演劇の大会で客席がガラガラという状況が続いている。もちろん、状況を改善するためにいろんな手を打ってきたつもりだが、肝心の生徒たちにどうも「観せる気」がないのではないか。

事実、「自分たちは他人の芝居を観るつもりもないし、別に他人に自分たちの芝居を観てもらわなくてもいい」という生徒の発言もあったらしい。

で、いろいろと話をしていたんですが、ふと気づいたことがありました。

これって、インターネットのブログに似てないかってこと。
この「井口日記!」もまぁ決して人気ブログというわけではないですが、誰も読んでないって事はない(はず)です。

しかし、ネット上でいろいろ見ていくと、本当にだれも読んでないようなブログが山のようにあります。

これ、どういう心境なんだろう?

本当に誰にも見せる気がないのなら、ネットにアップする必要なんかないですよね?自分の日記帳に書いていけばいいわけで。

だから、読んでほしいつもりはゼロではないんでしょうけど、限りなくそうした思いは小さいんですよね。
「読んでとまでは言わないが、あげておくから目に付いたら読んでくれてもいいですよ」くらいの感じでしょうか。

じっと、待っているのでしょうか。
誰かが、呼びかけてくれるのを。

しかし、誰かとつながりたいという意志表示をしなければ、呼びかけていいのかどうかもわからないのではないでしょうか。
だから、いつもコミュニケーションに餓えている。

そんな高校生像が浮かんできました。

見当違いであってほしいと思っています。
でも、この考えが当たっていたら・・・怖いなあ。