今週末は、『イカシ玉』の本番である(詳しくは劇団ドリームチョップHPにて)。当然稽古も佳境に入ってきているわけだが、いつのころからか私には己に課していることがある。


禁酒である。


毎回だいたい、本番の2週間前からは飲まないようにしている。今回も最後にアルコールを口にしたのは4/3なので、もう10日ほどになろうか。例によって2週間の禁酒となる。
知ってる人は知ってると思うがイグチはかなりの酒好きなので、これはなかなかの苦行。「こんなにしてまで芝居に打ち込んでる俺ってステキ!」と思うに十分な行いなのである。

だがしかし。

最近、異変が起こっているのだ。
以前はこの禁酒、本当にキツかった。手が震えるとまでは言わないが、ものすごい忍耐力を要したものだった。そう、あたかも試合前のボクサーが減量のために水を断つかのような。夜中にフラフラと蛇口に口を付け、「イカンイカン!」みたいな。だからこそ、それに耐え抜いた後の達成感もひとしおだったのだが。

キツくないんですよ、全然。

いや、ぶっちゃけ10日たってることにも気がつかなかった。まあ確かに稽古終わって風呂上がりには「あー、ビール飲みてえなあ」と思わないではないけれど、次の瞬間には冷蔵庫から水を取り出して飲んでるし。

これ、結構マズいなぁと思うんですよ。ハングリー精神が養われないと言うか。やっぱり何かを「断つ」ってのにあこがれるじゃないですか。酒でダメなら何か別なものを断たなければ・・・


よし、インターネット断つか!





・・・これで、なかなか更新できない言い訳を終わります。