井口日記!

劇団ドリームチョップ代表のイグチが、演劇のこととか教育のこととか 奥さんのこととか何となくダラダラ書いてみたんですよ、 というスタンスの日記です。

2006年04月

・たまには

イグチがコーチを務める尾山台高校演劇部の生徒で、この「井口日記!」を読んでいる子がいて、
「奥さんの事ばっかり書かないで、私たちのことも書いてくださいよ」というので、たまにはちょっと書いてみようかと思います。

今の時期は新1年生が入ってきて、基礎トレーニングなんかにかなり時間をかける段階です。そこで今日の練習は、全員にちょっとした長台詞を読んでもらうというものでした。

これ、毎年のようにやらせてるんですが、結構いいです。
ちょっとしたオーディション形式でやるので、特に1年生の中身がつかめるんですよね。

テクニックがあるかどうか、またテクニックに走りがちかどうか。
声の質はどうか。響く声や強い声を持っているかどうか。
プレッシャーに強いかどうか。場を楽しめる度胸があるか。


今年はかなりいい人材がそろってる笑顔ような気がします。1年生にしてはかなり巧いなぁという子もいるし、声に非常に特徴を持った子もいるし。何より練習に対して前向き。これは2年生も同じだけれど。

自分自身が芝居でとってもいい思いをさせてもらってきてるので、恩返しがしたいといつも思っています。高校生しかり、若い劇団員しかり。

このメンバーでいい芝居がしたいなぁ。

中学高校時代、部活ってとっても大きなものだった気がします。
頑張ったし、笑ったり泣いたり、ケンカしたり恋愛したり。
オトナになったら味わえない感動がいっぱいあったんだと思います。

指導者として、技術を教えることも大事だけど、「部活」の思い出をいっぱい作ってあげられるようになりたいと思います。


追記。 これを読んでる部員よ。コーチは結構マジメに考えているのだぞ。

・TSUNAMI

昨日、夢を見た。
なぜか震度5クラスの地震が早朝にあるのだが、イグチは能登から変えるために有料道路を爆走しているのであった。金沢へ向かう道すがら、右側の海岸を見るとびっくりするような津波。

なんかね、海から波が生えてるんですよ。グアーーーーって。
それが一気に襲ってくるんです。

うわーーーって思うんですけど、それでも家に帰らなきゃって思って必死に車を運転してました。
これはいったいどういう意味があるんだろう。

何かに追い立てられているのか。
はたまた何もかもぶちこわしたいのか。

それにしてもあの波はすごかった。
ホントの津波ってあんなのなのかなあ。

・はっぴーばーすでー

今日は奥さんの誕生日でした。劇団の稽古をお休みさせてもらってデートしてきました。
いつものことですが、一緒に買い物に行くとお腹が痛くなりました。あわわわわ。

写真はこちら。ニン!
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お買い物の後はお食事。
さらにはちょっと優雅にバーへ。

元気さんの広坂ハイボールに行ってきました。
ここはうちの奥さんも大好きなお店です。
今日はカシスバナナ(オリジナル!)が大好評でした。

こうやって毎年お祝いができるといいなあと結構真剣に思う今日このごろです。

・変わらなきゃ

今朝はまた急に寒いですね。
この温度差、まるで風邪を引けといわんばかり。

しかしここにきて、急に忙しくなってきまして、風邪引いてる場合じゃないのです。
いろんな学校で「演劇教育」「コミュニケーション」といった授業が導入され、さまざまな実践がなされています。

イグチも少しでもこうした流れのお手伝いをしたいと思い、いろいろ活動しています。

学校の先生のコミュニケーション能力もこれからは重要性を増していきます。
時代が変わるとともに先生も、学校も変わっていかなくてはいけませんね。

民主党の小沢代表が代表選での演説で引用されていた言葉が、最近気に入っています。

「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。」

自分自身も、状況は立場は大きく変わりましたが、やりたいこと、理想は変わらないつもりでいます。そして、自分の思いを実現するためには、自分自身を常に変化させていかなければならないと強く思っています。
まあ、今までのようにはいかないことも多いですからね。

さて、もうひとがんばり。


・能登さくら駅

昨日は中島高校で授業がありました。
「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもので、あったかいと眠いんですよねぇ。

さて、授業も無事終わり、金沢に帰ろうと思ったんですが、せっかくのこの陽気。
ただ帰るのはもったいないということで、ちょっと足を伸ばして能登鹿島駅まで行ってきました。
この駅はホームに桜並木があり、その美しさから「能登さくら駅」という異名があるそうです。新聞にも時々載ってますね。

能登は金沢に比べやっぱりちょっと桜の時期も遅いんで、満開!というよりは9分咲きといったところでしたが、それでもカメラを持った人がたくさんホームにいましたよ。

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自分も写真取りまくっててナンなんですが、ふと思ったこと。
写真に撮ると、なんか安心してしまうんですよね。
自分の目で見て、自分のココロがふるえたら本当はそれだけでいいはずなんです。
あとはまた来年見ればいい。
だからこそ「来年また見たい」とか「来年は見れないかも」といった心の動きがあるわけで。

写真に撮らないと安心できないのは、まだまだ心が豊かじゃないんでしょうね。
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