井口日記!

劇団ドリームチョップ代表のイグチが、演劇のこととか教育のこととか 奥さんのこととか何となくダラダラ書いてみたんですよ、 というスタンスの日記です。

2005年08月

・夏バテかなあ

ここ2日ほどなーんか調子が悪い。

いや、はっきりと疲れている。

こんなことあんまり記憶にないなあ。本当にグッタリ。何事もやる気が起きない。
みなさんどんな夏バテ対策してますか?

・虫が鳴いてるね

ちょっと晩ご飯を食べ過ぎたので散歩とかしてみた。近所に公園があるので行ってみたら、虫が鳴いていた。もう八月も終わりだもんね、そんな時期なんだろうけど久々に虫の音をのんびり聴いた気がした。

昔、実家の向かいのおじさんとうちの親父は仲が良くて、夏になると外で将棋を指していた。イグチはわけもわからずそれを見ていた。そのとき虫が鳴いてたのを思い出した。瓶ビールの栓を抜く音、団扇であおぐぬるい風、勝っても負けてもどうでもいい会話、ちょっと汚れた将棋盤。
全部、昔の、ハナシ。

・観能の夕べ

昨日の夜は県立能楽堂に能を観に行ってきました。
演目は『吉野静』。夫義経を救うために静御前が舞うというもの。
やっぱり後半の舞の場面などはなかなか見応えがありました。
現代劇、しかもセリフを中心とした芝居をやっているものとしては、非言語的な表現にはやはり関心があります。

もちろん門外漢ですから見当違いな観方かもしれませんが、罪人(とされるもの)を追捕するというきわめて政治的な行動に対して、舞を舞うという芸術的な力で対抗するというストーリーは現代的なテーマとなりうるのではないか、という印象を持ちました。同時に、政治や権力の力をも越える芸術というものがはたして表現しうるのだろうかという疑問ももちました。
ともあれ、普段目にする形式の演劇とは違うものに触れる機会はとても刺激的で、いい時間を持てました。


狂言の方は『梟山伏(ふくろうやまぶし)』。こっちは純粋に笑えました。
いや、やっぱりすごいですよ。
能狂言というのは室町時代に発祥したものだろうから、いまから500~600年前のもの。それでほとんどセリフも変えず現代の我々が観て笑えるというのはさすが。まあ、時間の流れに耐えうるものしか残っていないわけだけど。

詳しい内容などは省略しますが、イグチの感想は「ドリフだ!」
笑いの構図がそっくり。
主人公の山伏が右往左往するところなんて、「シムラー!後ろーーー!」って叫びたくなりましたもん。

いやいや、いい時間だった。また観に行こうっと。

・雲間の月

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今日の月はとても綺麗。
早い時間の大きく見える月も好きだけど、高く上がって小さく冷たく光る月も好きだ。決して揺るがない理想や、他に惑わされない強い意志のようなものを感じるから。
冷たい月が空にあるからこそあたたかい自分を忘れずにいよう。

・学習しろよ

今日は朝から家で仕事をしてました。朝も早く起き、そうじも洗濯もやりました。
俺って結構やるなあ、なんて思ってたんです。あぁそれなのに。
七時から能楽堂で能を観るんですよ。車も停めにくいだろうから、早めに出てバスで行こうと思っていたはず。あぁそれなのに。
ちょっとのつもりでいろんなブログまわってて、気が付いたら六時すぎ。

あっやべえ!


結局大慌てで能楽堂へ。

学習しろよ俺!

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