井口日記!

劇団ドリームチョップ代表のイグチが、演劇のこととか教育のこととか 奥さんのこととか何となくダラダラ書いてみたんですよ、 というスタンスの日記です。

2004年10月

・21世紀美術館

行ってきましたよ、話題の21世紀美術館。
平日の昼にもかかわらず、けっこう人は多い。それも老若男女それぞれに。20代後半と思われるカップルは、いったい何して暮らしてる人なんだろう。まあ、あっちも同じこと思ってそうだけど。

それはともかく、あのね。意外とおもしろかったですよ、21世紀美術館。
金沢に現代アートの美術館つくってどうするんや、と思っていたんですけど。なんかね、遊びゴコロ満載って感じでね、半日くらいなら楽勝でいられそう。現代アートだけに、視覚だけじゃなくていろんな角度から感覚を刺激してくるんですわ。子供なんかいいだろうなあ。ちっちゃいうちからこういうのに囲まれてるとなんかきっといいことあるよ。多分。

で、無理矢理ですけどまとめます。

これね、すっげぇムダ。

いや、いい意味でですよ。空間を贅沢に使って好き放題やってやがるって印象です。オトナの道楽ですわ。もう、徹底的にムダ。すべての作品が「だからどうした」と言えてしまうこのゼイタクさ。いいなあ、おれも作りてえ。
やっぱりね、特にいまの社会ってムダが許されないじゃないですか。何とかしてコストダウンして効率をあげて、お皿の底までさらうようにして利益を上げるっていうか。そんな時代、そんな社会だからこそ、逆に人はムダを求めるんだと思う。
芝居だってそうですよね。「一文のトクにもならない」ことに大のオトナが意地くそになってやってるのがいいんですよ。それが美しいんです。まさに生き様ゲージュツ。

・対決その1

10/25に更新しようと思ったら「メンテナンスのため」つながらない。
しょうがないので一太郎で下書きをしていたら、思わず長編になってしまったので、何回かにわけてお届けします。


今日は飲み水をくみに中島町まで。ドライブの相手は宮岸大輔(=井口が所属している劇団「ドリームチョップ」の劇団員)だ。

運転中の会話

大輔「最近、クマの被害が多いがいね。」
井口「そうやなあ」
大輔「俺、130センチまでやったら倒せっけどなあ。鼻っ柱にバーンってストレート入れて」
井口「アホか。相手はクマやぞ。勝てるわけないやろ」
大輔「勝てるって。」


ここでやめときゃよかった。

井口「はっきり言うけどな。お前がクマに勝つ確率よりも、俺がヤワラちゃんに勝つ方が近いわ
大輔「何言っっとれんて。相手は金メダリストやぞ。一瞬で投げ飛ばされるわ」
井口「ダラ。柔道で勝てるわけないやろ。ストリートファイトや」
大輔「え」
井口「戦場は夜の片町。そして俺の手には金属バットありや。」
大輔「あんたマジで言っとるん」
井口「おぉ。」


もう止まらない。

井口「よっしゃ。第1試合、ダイスケVSクマ(アンダー130センチ)。第2試合、井口(with金属バット)VSヤワラちゃんや。どっちが勝つか賭けるか。」
大輔「そんなもん賭けるか。だいたい実際には戦えんやろ。」
井口「いやわからんぞ。俺の方はいつでも臨戦態勢やからな」
大輔「いやいや、ヤワラちゃんは臨戦態勢じゃないから。」
井口「お前なんじゃいや。人を否定することからは何も生まれんのやぞ。」
大輔「え、何かいいこと言っとるけど絶対違うぞそれ」
井口「うっさい!お前はどこでクマと戦うげんて」
大輔「・・・そりゃ、山道歩いとって、ヤツと出会ったときが試合開始や!」


つづく。

・コーヒーの残りかす

うちは毎朝コーヒーを飲みます。
最近は能登二宮駅の近くの「クラムボン」っていう珈琲屋さんで豆を買って、飲む分だけ挽いて飲むなかなかの本格派なんですが。

この、入れた後の残りかすってみなさんどうされてます?消臭剤にする、灰皿に入れるなどがポピュラーなものだと思うんですけど、なんかこう、斬新な使い方ってないもんですかねえ。
まあ今日のところは保存だけでもしてみるかと思って、とりあえず干してレンジでチンしてみたんですけど、どうもピンとこないんですよねえ。香りも鼻近づけないとわかんないくらい、か細いし。むむむ・・・と考えていてびっくりした。

俺、主夫か!

・ガソリン

ガソリンが高い。
うちの近くのエネオスなんかレギュラーでリッター118円ですよ。118円て。
ついこないだまで2ケタだったじゃないですか。これは何だ。あれか。イラク戦争か。ビンラディンの仕業か。戦争はんたーい!反対でーす!!

でもね、こないだあるスタンドでおもしろい看板見つけました。

「水より安い!」

なーるほどねぇ。確かにそうですわ。コンビニでお水買ってご覧なさい。500mlのペットボトルで145円とかでしょ。リッター290円ですよ。ハイオクどころの騒ぎじゃないっすよ。言うたら超ウルトラスーパーエクセレントハイオクタンです。たかが水が。たかが選手が(ちょっと古いか)ですよ。

あとね、僕の車だいたい30リッターくらい入るんですけど、中島まで1回往復したら、メーターが半分くらいになってるんですよ。ってことは、約15リッター。
1.5リットルのペットボトル10本分じゃないですか。すごい量でしょこれ。
燃えとるんですよ、ガソリンが。ブオォォォォォって。となると日本全体では、いや、世界全体ではどれくらいのガソリンが燃えとるんだ?汲み上げても汲み上げても足りないだろ。そりゃあ重油目当てに戦争も起こるわ。

そんな私は最近、近くに出かけるときは自転車に乗っています。

・官能(じゃなかった、観能)。

今日は観光会館に能を見に行ってきました。もちろん奥さん同伴で。
いやー、やっぱり伝統芸能はいいですね。一種独特の世界がそこにあるって感じで。

今日の演目は「通小町(かよいこまち)」。
小野小町と深草少将の恋と執着の物語です。実は話自体は三島由紀夫の「近代能楽集」ではじめて知りました。卒塔婆小町ですね。で、オリジナルは今回が初めてだったわけですが。

うーん。現代劇にくらべると展開が遅いのかなあ。あらすじを予習してから行くからなのか、深草少将が出てくるまでが長いなあと正直感じました。でも、人を愛する苦しさや執着心なんかはよく伝わってきました。そして心の奥底で救い(僧による供養と成仏)を望んでいることも。
現代劇ではやはりいろんな要素を盛り込まないと、1時間なり1時間半がもたない感じがしますが、ここ何回か観ている能はすべて、一点集中というか、「これだけ!」感が強い気がしました。そこが魅力なのかしら。
まだまだ能を観る入り口にもたってないのかもしれないけど、これからまた機会があれば観たいと思います。

あ、そのあと、片町で寿司食いました。万寿貝とバイ貝が特においしかったです。
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